「子ども食堂」を小樽でも
21日、小樽市生活サポートセンター「たるさぽ」・小樽ソーシャルワーカー連絡協議会「そある」が主催、小樽わくわく共育ネットワークが共催し、「ふくし100人会議inおたる」が開かれました。今まで3回開かれていて今回は特別編で「子ども食堂」小樽開設がテーマということで、私も参加させてもらいました。
70人以上の参加者。熱心な話し合いが持たれました。
私も議会で指摘していますが、「子どもの貧困」問題がクローズアップされています。現在、日本では6人に一人が貧困状況にあるといわれています。しかし、なかなか表には見えづらく、また、個人や家庭の責任にされがちなのですが、小樽市においても着実に子どもだけでなく、高齢者も含めて経済的に厳しい状況におかれている人は減ることはない、むしろ増加しているのが現状ではないかと憂慮しています。
そんな中で注目されているのが「子ども食堂」です。「子どもたちが安心してこられる無料又は定額の食堂」というのがおおよその定義だそうです。その子ども食堂をこの小樽でも作ろう、という呼びかけや、実際の活動はどのようにされているのか、その課題や展望について学ぼう、意見交換しようという集まりでした。
話題提供として札幌市ですでに開設されている子ども食堂のスタッフとして活動されている片山寛信さんと小樽商大の学生、白戸敬登さんが以下のようなお話をしてくれました
・ すでに札幌市では30カ所近くの子ども食堂が開かれていること。
・ 片山さんが関わっている子ども食堂では週に一度の開催。場所はレストランをお借りしたり、町会の会館を借りていること。
・ 参加者は子どもに限らず保護者、大人もいること。多いときで子ども11人保護者が4人ぐらい。
・ スタッフは料理班と子供のお世話班に分かれて対応している。個人に負担がかからないように分担している。人的にも経済的にも継続するのが難しい。
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