4定開会 続き 決算不認定
2017-12-05


  前回に引き続き、5日開会の議会で2016年度一般会計決算が不認定となった件についてご報告します。
 11月24日まで開かれていた決算特別委員会でも全会一致で不認定となっていたことを再確認した形です。全会派が不認定とし、その理由を討論で述べましたが、無所属で市長を擁護する立場にいる石田博一議員は討論を行わず、理由も不明のまま決算案に賛成したことには大きな疑問が残りました。
  なお、私たち民進党の不認定を求める討論は高橋龍議員が行いました。その内容を掲載します。

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                  話題に   全く関係ありませんが。
討論

 民進党を代表し、議案第7号平成28年度一般会計決算について、不認定の立場で討論させて頂きます。

 まず除排雪について、以前のような細かな排雪が行われていないこと。排雪抑制をしていないとしきりに言ってはいますが、市民目線で考えた時には排雪を行うべき場面であっても、パトロールを行った結果必要ないと断ぜられた箇所が多々あること。

 森井市長はきめ細やかな「除排雪」を謳っているにも関わらず、就任後に行われたのは除雪において出動の要件を15センチの降雪から10センチへの変更や、カタカタ路面の解消など、除雪に特化した部分でしか変化がないことも大いに問題であります。これは現状「比較的細やかな除雪と、大まかな排雪」です。道路脇に残る雪の総量を削減出来ているわけではありません。

 つまり、必要に応じて行っているはずの排雪が、市民にとってではなく、小樽市側にとって必要な場合であると言わざるを得ない状況なわけです。

 その裏側には経費の圧縮があり、さも適切に処置を行っているかのように市民の方々に伝えることには、違和感を覚えます。

 市民の皆さんの声と今一度真摯に向き合うべきです。排雪は除雪に比べて費用がかかることは存じていますが、通学路の安全確保すら出来ていなかった予算執行には賛同出来ません。

 また、その他高島漁港の手続きの瑕疵なども含めて、市長の行政運営は独善的であると考えます。

市民の為と言いながら、市民目線が欠如していることを踏まえて、決算を是とするわけには参りません。

従いまして、平成28年度決算を不認定とするものであります。

 以上、各会派の賛同を求め、討論とさせて頂きます。



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