小樽市除雪についての建設常任委員会
2015-10-27


 新聞でもご存じの通り、小樽市の今冬の除雪がピンチです。森井市長がかなり強引なやりかたで除雪業者を決める入札の条件を変更したために、業者が対応できず、入札を辞退したために市の東半分の除雪体制が未だに決まっていません。このことについて議会は市及び市長の対応を明らかにするため26日、緊急に建設常任委員会を開催しました。
 渦中の堤参与の出席を求め、質しましたが、入札不調の最大の原因である共同企業体を構成する業者数を2社から4社に増やした点を元に戻すことを議会各派は主張しましたが、市側は最後まで譲らず平行線に終わりました。
 当初から議会はこの急な入札条件変更は様々な問題があることを指摘していました。それにもかかわらず市及び市長は強行し、今回のピンチを招いています。そもそも市の変更内容には「市内の除雪に精通した」業者の参入を図るとあるにもかかわらず、今後、解決のために、「市外の業者も参入」できるようにするとのことです。これでは全く矛盾していると言わざるを得ません。
 本当に、市民のための除雪体制を作ろうとしているのか、それとも何か違う思惑があるのか疑問がますます強まるやりかたです。




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