本日より19日までの予定で第4回定例会が開会しました。議案としては補正予算等の審議や人事案件がありますが、まずは今日の本会議では前回の議会終了後に開かれた決算特別委員会で審議された昨年度会計決算議案についての採決がありました。
この決算認定については一般会計の中の森井市長が自分の後援会幹部を参与という職に任用して月30万円もの報酬を支出していたことが問題となりました。
以下に載せたように、私たち民進党は結果として一般会計決算を不認定としました。また、採決の結果、この決算については無所属議員一人が認定したのみで、不認定と決しました。前にも書きましたが、不認定になったことで直接市民生活に何か影響がある訳ではありませんが、市長のこの1年間の市政運営に議会がその責任を問う意味合いがあります。是非市長においては単なる反発、拒否ではなく、謙虚に受け止めてほしいと切に願うものです。
以下は今日の討論で私が述べた原稿です。ご一読ください。
16〓4定 決算討論論 民進党 佐々木 秩
民進党を代表して平成27年度小樽市一般会計歳入歳出決算認定について不認定の立場で討論します。
私たち民進党は昨年度決算中の森井市長が任用した市の嘱託員参与への報酬支払いについて認めることができないために不認定の判断をしました。
森井市長が自身の後援会幹部を、昨年6月から今年の3月まで、指揮命令の権限のない市長の政策アドバイザーとして、小樽市では初めて参与という新設のポストを用意して任用しました。その当初より各会派をはじめ私たち民進党も数々の指摘をしてきています。
@ 任用について、その手続きがそもそも不適正であったこと。
A 参与の職務についてもその業務内容が曖昧で、建設部長をはじめ有能な現有職員で十分に足りる内容であったこと。
B その報酬額の算出根拠が極めて不明瞭であり、最初に額ありきの高額な報酬の支払は地方公務員法に定める
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